Trash:#140-#131


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気持ちを綴るのはいいけど
自分に喝
何か新しいことを始めると
どうでもいい どうでも
窓越しに空を見上げたら
しまった
なんとなく繰り返される毎日に
帰りたい と思う
刺激には
その人は

気持ちを綴るのはいいけど

 
書いたとたんに
 
単なる文字列に見えてしまうことがある
 
嘘っぽい感じがする
 
わたしが書いたものに思えなくなる
 
なんでだろう
 

自分に喝

 
がんばる ってなに?
 
がんばってるわけ?
 
ほんとにそれで?
 
できる限りのことをやることが
 
がんばる ってことじゃないの?
 
甘えたこと言ってんじゃねーよ
 

何か新しいことを始めると

 
いつも初めは夢中になって
 
がむしゃらにがんばっていた
 
今その 夢中になって
 
がむしゃらにがんばる時期が
 
ようやく一段落したらしい
 
一息ついてみると
 
なんてつまらない
 
味気ない毎日なんだろう
 
ということに 気付かされる
 
やっぱりわたしは夢中になって
 
がむしゃらにがんばっていないとだめだ
 
 
まだ一段落しておらず
 
一息つかなかったことにしよう
 

どうでもいい どうでも

 
どうなってもいい どうなっても
 
なるようになれ なるようにしかならないんだから
 

窓越しに空を見上げたら

 
「口あいてるよ」って言われた
 
いっつも こんな感じだ
 
どんな感じだ
 
 
晴れた空がわたしを呼んでる
 
狭くるしい箱の中にいないで
 
外に出ておいでって声がする
 
 
なーんて
 
柄でもない
 
めるへんちっくなこと書いてないで
 
仕事しろって感じだな
 

しまった

 
意識してはいけないことだった
 

なんとなく繰り返される毎日に

 
いったいどんな意味があるのか
 
ただ死ぬために生きているのか
 
そんなことはどうでもいいのか
 
何ダカ スベテガ ツマラナイ
 

帰りたい と思う

 
どこに帰りたいのか
 
よくわからないんだけど
 
具体的な場所とかでは
 
ないような気がする
 
ここにいたくないというわけでも
 
ないような気がする
 
よくわからないんだけど
 
帰りたい と思う
 

刺激には

 
慣れてしまうこわさがある
 
いいことなのか 悪いことなのかの判断も
 
あやふやになる
 
きっとまた どこか壊れているのだろう
 
わたしの中のどこかが
 

その人は

 
わたしの横を
 
足早にすり抜けて行った
 
風のようだった
 
一瞬 日が陰った
 
 
あらためて
 
太陽はわたしのために照っているのではない
 
と 感じた
 

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