Trash:#410-#401


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待ち合わせの顔で
脳みそは
眠れるようになって
よくわからないけど
このむなしさは何だろう
生きてることの
また闇が訪れようとしている
晴れの日も雨の日も関係無い
川を渡る風が
本心を聞いてみたかった

待ち合わせの顔で

 
時間をつぶす

無意味なようで

意味のあること

忙しげな人波

そろそろわたしも

あの中に戻らなければ

歩調を合わせることが果して

できるのだろうか

どんな単純なことにも

ノウハウってものがあって

それを知らないから

だめな自分と思うだけなんだ

と思いたいんだ


脳みそは

 
つるつるですよ

いっぱいつまってて

重たいけど

赤ちゃんの肌みたいに

つるつるですよ

シワを刻むの

もったいないくらい

つるつるですよ


眠れるようになって

 
でもたまに眠れなくて

じゃあ起きてればいいや

という余裕と

また寝れなくなったら

どうしようという不安と

かわるがわるで

疲れます

 
冬眠経由で永眠しそう

って

おかーさんに言ったら

笑われちゃった

笑いゴトじゃ

ないんだけどな


よくわからないけど

 
首筋がチリチリするような気分

求めている気がする


このむなしさは何だろう

 
楽しいはずのことに

うちこんでいるときにも

服を着るように

身にまとっているむなしさは

いつもわたしと共にある

服を着替えるように

むなしさのかわりに

何か別のいい気持ちに

着替えられたらいいのに


生きてることの

 
ありがたみなんて

死んでみないと

わからないんだろうな


また闇が訪れようとしている

 
楽しいことを考えようとしても

何も思い浮かばない

これからどうなるのか

想像する気にもならない

お先真っ暗ですよ


晴れの日も雨の日も関係無い

 
日の当たらない部屋に

とじこもりきりのわたしには

天気なんてどうでもいいこと

 
どこかで事故があっても

火事があっても関係無い

ただパトカーや救急車

消防車のサイレンの音が

うるさく感じるだけのこと

 
時間が早く経とうが

遅く経とうが関係無い

何もしていないわたしには

時間なんてあってないようなもの

自覚する時の流れと

時計が刻む客観的な時の流れ方の

ギャップを不思議に思うだけのこと


川を渡る風が

 
気持ちいいなと感じても

橋を渡りきって

10mも歩かない間に

その時の気持ち良さを

忘れてしまう

一瞬のイイコトは

結構たくさん転がっているけど

持続性のあるイイコトには

なかなか巡り会えない


本心を聞いてみたかった

 
きれいごとじゃなくて

本当に思っていることを

聞いてみたかったんだ

だってあなたはなかなか

本心を教えてくれない

しかも何か先走ってる感じ

思い込み激しいんじゃないの

いつも自信に満ちてるけど

いつの日かその自信を

ブチ壊してやりたいと思う

あなたのたった一言で

あなたの故意の意地悪で

どれだけわたしが傷付いて

悩んでストレスに感じたか

思い知らせてやりたい

でもきっとあなたは

毛ほども傷付くことなく

困った顔すらすることなく

とぼけてまたどこかへ

行ってしまうんでしょうね

 
それがわかってて

何もしない

何もできない

わたしはバカだね


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