Trash:#470-#461


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気圧の変化で
まだ早いよね
何も言えなかった
余計なこと(?)を
全ての横道を
アレはまだ食べれないけど
ウレシイのは
今は
もう少し先に行けば
電話の声が

気圧の変化で

 
頭痛くなるんだよね

けっこうデリケートでしょ

え、

病弱?

歳のせい?

やめてよねー


まだ早いよね

 
あきらめないよ

こりない奴、

って言われても

やってみるよ

可能性ゼロになるまで

やってみたいんだよ

それが

元気になった証


何も言えなかった

 
話を聞いて

うなずいてた

選んでそうするのと

そうするしかないのと

大きな違いに

気がつかなかった


余計なこと(?)を

 
考えるヒマも無い

忙しい毎日って

それなりに

イイのかもね

どうなのかしらね

帰りたかった

あの場所はもう

どこにもなくて

だけどもうそんなのは

どうでもよくなってて

新しいコトに

対処するのが精一杯


全ての横道を

 
片っぱしから

行ってみよう

歩いてみよう

迷ってみよう

ほらね

懐かしくなってきた


アレはまだ食べれないけど

 
朝ちゃんと起きてるし

人とまともに会話してる(と思う)し

電車にも乗れるし

電話線抜かないし

プールにだって入っちゃうし

当たり前のことを

当たり前にできるようになってきたよ

エライでしょ

 
エライね、って

ほめてくれる人はいないけど

それでいいんだよね

当たり前のことなんだもんね

 
いいふうになら

変わってくことも

こわくない


ウレシイのは

 
名前を呼ばれること

いっしょに遊ぶこと

笑顔を見せてくれること

それをウレシイと思える

わたしでいること


今は

 
ほっといてくれてもいいよ


もう少し先に行けば

 
もっといいものが

あるかもしれない

と思いながら

いちばんいいものを

見過ごしてるかもしれない


電話の声が

 
元気になってきた

って言われて

元気だよって

素直に言えた

ようやく

戻ってきたんだ


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