びっくりしました
それでもやっぱり
いつものように
流されるままに
流れていきます
変わってしまって
いないだろうか
あの頃に感じていた
最高の緊張感を
たとえば今日会っても
感じられるだろうか
出したメールが
届かなくてもいい
わたしが望むのは
ただそれだけのこと
底のはがれたスリッパ
キンモクセイのにおい
風にはためく洗濯物
何気ない一日が
幸せだったということ
行けるんだから
どうせなら
まわり道してこうよ
そういうやり方で
何の気なしに
制限しているの
かもしれない
自覚できてるのは
まぶしいってことだけ
帰ってこなきゃいけない」
って言って目が覚めた
何の夢を
見てたんだろう
その人のせいにできて
楽なんだけど
でもそれはちょっと
気がひけるから
自分で決めるの
まだちょっと
先送りしたいけど
何が隠れてるの
かわいそうだよ
さびしいと
死んじゃうんでしょ
たまには出してあげて
いっしょに遊ぼうよ
すぐ舞い上がる
すぐ落ち込むんだから
ほどほどにしときな
って言ってるのに
聞きゃしないんだよね